同じNetflixでも、日本で月1,590円のプランがインドだと約829円。
VPNで海外のサーバーに繋ぐだけで、この料金で契約できます。
ただYouTube Premiumのように、もう規制されてしまったサービスもあります。
この記事では、VPNで安くなるサブスクについて紹介しています。
安くなる国や節約額についてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
VPNを使うとサブスクが安くなる理由
サブスクが安くなる仕組みはかんたんです。
同じサービスでも国ごとに値段が違っていて、VPNを使うと安い国から契約できるからです。
サブスクの料金は国ごとに違う
サブスクの料金は、その国の物価に合わせて決められています。
日本で月1,180円のApple Musicが、トルコだと月89.99トルコリラ、日本円にして約298円です。
SUZUKAおよそ4分の1ですね!
- Apple Musicは月1,180円
- トルコなら月約298円
使える機能も配信されているコンテンツもほとんど変わらないのに、契約した国が違うだけでこれだけ差がつきます。
VPNで海外サーバーに繋ぐと、その国の料金で契約できる
サービス側は、アクセスしてきたIPアドレスで使っている人がどの国にいるかを見ています。
- VPNアプリで国を選ぶ
- 通信がその国のサーバーを経由する
- 現地にいる人として判定される
- 料金ページが現地価格に変わる
やることはアプリで国を選ぶだけで、難しい設定はいりません。
ただここ最近は、日本のクレジットカードを使うと弾かれるケースが増えました。
まだ安くできるサブスクを中心に、この記事ではやり方を紹介していきますね!
VPNで安くなる代表的なサブスク一覧
2026年8月時点で、VPNを使って安くできるのは次のサービスです。
VPNで安くなるサブスク5選(2026年8月時点)
| サービス | 対象国 | 日本の料金 | 対象国の料金 | 節約額の目安 |
|---|---|---|---|---|
| Netflix スタンダード | インド | 月1,590円 | 月約829円 | 月約761円 |
| Apple Music | トルコ | 月1,180円 | 月約298円 | 月約882円 |
| Google One ベーシック(100GB) | トルコ | 年3,480円 | 年約1,980円 | 年約1,500円 |
| Microsoft 365 | ナイジェリア | 年2万1,300円 | 年約8,497円 | 年約1万2,803円 |
| Canva Pro | トルコ | 年1万1,800円 | 年約6,355円 | 年約5,445円 |
金額はすべて2026年8月時点の情報です。
5つ全部やれば年間3万9,000円以上の節約
└必要なのは、VPNの契約だけです。
Netflix
Netflixはインドに繋ぐのが一番安くなります。
Netflix 日本とインドの料金差
| プラン | 日本 | インド | 差額 |
|---|---|---|---|
| スタンダード | 月1,590円 | 月約829円 | 月約761円 |
| プレミアム | 月2,290円 | 月約1,078円 | 月約1,212円 |
スタンダードなら年間で9,132円の差になります。
プレミアムを使っているなら、差はもっと開いて年間14,544円ですね!
アカウント作成から支払いまでの流れは、こちらの記事で画面ごとに解説しています。
Apple Music
Apple Musicはトルコ一択です。
日本の月1,180円に対して、トルコは月89.99トルコリラで約298円。
月に約882円、年間で約10,584円の差になります。
トルコ側は2026年7月に約50%も値上がりした後の金額です。
それでもこれだけ差があるので、多少の値上がりなら痛くありませんね!



今回紹介する中で、値引き率だけ見れば一番大きいのがこれですね!
聴ける曲もプレイリストも日本版と変わらないので、下がるのは料金だけです。
手順はこちらでまとめています。
Google One
Google Oneもトルコがおすすめです。
Google One ベーシック(100GB)の日本とトルコの料金差
| 期間 | 日本 | トルコ | 差額 |
|---|---|---|---|
| 月額 | 290円 | 約165円 (50リラ) | 月約125円 |
| 年換算 | 3,480円 | 約1,980円 | 年約1,500円 |
浮くのは年約1,500円。
今回の5つの中では一番小さい金額です。
サーバーの接続先はApple MusicやCanva Proと同じトルコです。
Microsoft 365
Microsoft 365はナイジェリアがおすすめです。
日本の年21,300円に対して、ナイジェリア版は71,999ナイラで日本円にして約8,497円。
年間で約12,803円安くなります。
今回のサービスの中で、1年で浮く金額はこれが一番大きいです。
WordやExcelを毎日使っていて、支払い方法の用意がめんどくさくないならやる価値があります。
ナイジェリアは値動きが荒く、現地価格もここ数年で何度も上がっています。
契約する前に、ナイジェリア版の公式サイトでいくらか見ておきましょう。
決済でつまずいたときの対処法は、この記事の後半で詳しくまとめています。
YouTube Premium
YouTube Premiumは、2026年8月時点で日本のクレジットカードでは安く契約できなくなっています。
まずGoogleの公式ポリシーに、こう書かれています。
所在地を偽って指定した場合(VPNを使用するなど)、またはアクセス制限や利用制限を回避しようとした場合、サブスクリプションは解約される可能性があります
規制は段階的に強まってきました。
YouTube Premium規制強化の流れ
| サービス | 対象国 |
|---|---|
| 2023年6月まで | 日本のカードでOK |
| 2023年7月〜 | トルコが現地カード必須 |
| 2024年6月頃〜 | 強制解約メールが届き始める |
| 2025年9月〜 | カザフスタンも現地カード必須 |
2026年8月時点では、トルコ・アルゼンチン・インド・カザフスタンのいずれも現地発行のクレジットカードがないと登録できません。
ウクライナやフィリピンでたまに日本のカードが通ることはありますが、安定して契約できる国はありません。
Canva Pro
Canva Proはトルコに繋ぐと約46%オフになります。
Canva Pro 日本とトルコの料金差
| 期間 | 日本 | トルコ | 差額 |
|---|---|---|---|
| 年払い | 年11,800円 | 年約6,355円 (1,920リラ) | 年約5,445円 |
| 月あたり | 約983円 | 約530円 | 月約454円 |
トルコ側の1,920リラは、Canva公式のトルコ語版に出ている年額です。
YouTube PremiumやAdobeのように現地カードを要求されないので、成功率がかなり高め。
1枚目のカードでエラーが出たら、別のカードを試すと通ります。
30日間の無料トライアル付き
└まずは課金なしで、トルコ価格が表示されるかだけ確かめられます。
登録と決済が終わるまで、VPN接続は切らないようにしましょう。
途中で切れるとIPアドレスが日本に戻ってしまい、割引価格での契約に失敗します。
VPNを使っても安くならない・注意が必要なサブスク
VPNを繋げばどんなサブスクでも安くなるわけではありません。
次のサービスは、2026年8月時点ではおすすめできません。
- U-NEXT
- ディズニープラス
- Adobe Creative Cloud
- Apple One
U-NEXTは日本国内限定のサービスなので、そもそも海外向けの料金がありません。
公式ヘルプにも利用は日本国内に限ると書かれているので、安くなる余地はゼロです。
ディズニープラスは、地域ごとの配信ライセンスと支払い方法の情報でアカウントを国に紐付けています。
VPNで海外サーバーに繋いでも、料金が安い国のものへ切り替わることはありません。
日本の料金は2026年3月25日に改定されて、スタンダードが月1,250円、プレミアムが月1,670円になっています。
微妙なのがAdobe Creative Cloud。
Adobe Creative Cloudは、やろうと思えば今も安く契約できます。
Adobe Creative Cloud 国別の月額料金
| 国 | 月額 | 日本との差 |
|---|---|---|
| 日本 | 6,480円 | ー |
| ブラジル | 約2,500円 | 約62%オフ |
| トルコ | 約2,200円 | 約66%オフ |
ただ、決済が通りません。
Adobe 決済手段別の成功率
| 支払い手段 | 成功率の目安 |
|---|---|
| 日本発行のクレジットカード | 約20% |
| 日本アカウントのPayPal | 約30% |
| Wiseなど海外プリペイドカード | 約60% |
| 現地発行のクレジットカード | 約95% |
2023年には70%以上あった成功率が、今は30〜40%まで落ちました。
IPアドレスと支払い方法の国が食い違っていると、買うこと自体を弾く対策が入ったからですね。
しかも契約後6ヶ月を過ぎたあたりから、更新時に日本価格へ戻されることもあるみたいです。



仕事のデータが入ったAdobeアカウントが止まるダメージを考えると、私は割に合わないと思います…
Apple Oneは4サービスのセット販売なので、一部だけ安くすることはできません。
Appleの利用規約にも、居住する国または地域で利用するものと書かれています。
サブスクの節約におすすめのVPN
サブスク目的でVPNを選ぶなら、基準は3つだけです。
- 対象国のサーバーがあるか
- 登録中に接続が切れないか
- 返金してもらえるか
この3つを全部満たしているのがNordVPNです。
NordVPNがサブスクの節約におすすめな理由
NordVPNの基本スペック
| 対応国数 | 126ヶ国 |
|---|---|
| サーバー数 | 7,000台以上 |
| 同時接続 | 10台まで |
| 通信速度 | 独自のNordLynxプロトコル |
| セキュリティ | ・AES-256で暗号化 ・ノーログポリシー |
| 返金保証 | 30日以内なら全額返金 |
| 料金 | 2年プランのベーシックで月370円 |
この記事で出てきたトルコやインドはもちろん、ナイジェリアのサーバーもあります。
1契約で5サービス分の値下げをまとめて取りにいける
└トルコ・インド・ナイジェリアが1つのアプリで揃います。
サブスクの登録で地味に大切なのが接続の安定性です。
NordVPNは独自のNordLynxプロトコルのおかげで、速さも安定感もしっかりしています。
登録作業の途中で回線が落ちる可能性が低いのは、かなり大きな強み。
同時接続は10台までなので、スマホやパソコンなどあらゆるデバイスを接続できます。
実際の使用感や口コミはこちらでまとめています。
30日間の返金保証で気軽に試せる
30日間の返金保証つき
└理由を問わず30日以内なら全額返してもらえる
つまり、狙っているサブスクが本当に安くなるか試してから決められます。
料金は2年プランのベーシックで月370円。
Apple Musicをトルコ価格にするだけで月約882円浮くので、VPN代を引いてもプラスです。
私は最初、Apple Musicだけを安くするつもりで契約しました。
やってみたら思ったよりあっさり通ったので、その勢いでNetflixとCanva Proも契約し直した結果、月々の固定費が2,000円以上節約できました。



30日以内なら丸ごと返ってくるので、まずは1つだけ試してみましょう!
VPNでサブスクを安く契約する際の注意点
VPNで安くする前に知っておいてほしいことが4つあります。
利用規約に違反する可能性がある
日本からVPNで海外サーバーに繋ぐこと自体は、違法ではありません。
日本の法律に、位置情報を変えてはいけないという決まりはないからです。
引っかかるとしたら法律ではなく、各サービスの利用規約のほうですね。
- VPNの利用は違法ではない
- 位置情報を変える規制もない
- Netflixは開設した国が基準
- YouTubeは解約の可能性を明記
法律的にはセーフだけどサービス側の約束事としてはグレー、というのが現在の位置づけです。
VPNの違法性については、こちらの記事にまとめています。
決済で現地通貨・海外の支払い方法が必要になる場合がある
一番つまずきやすいポイントが、支払いを弾かれることがある点です。
これはその国で発行された決済手段しか受け付けないサービスが増えているからですね。
- VisaかMastercardかPayPal
- 対象国のギフトコード
- Wiseのデビットカード
- 国内のプリペイドカード
- サブスク専用のカードを作る
まず最初に試すべきなのは、VisaかMastercardのクレジットカードです。
日本国内からVPNで繋いだとき、一番通りやすいのがこの2つ。
ダメならPayPalも試してみましょう。
それでも弾かれたら、次はギフトコードです。
Netflixのトルコ版などは、支払い方法としてギフトコードを選べます。
G2Aのようなゲームカード販売サイトでトルコリラ建てのコードを買い、番号を入力すれば決済完了です。
Wiseのデビットカードは50通貨以上に対応していて、日本でも発行できます。
Adobeの例では、日本のクレジットカードが約20%だったのに対して海外プリペイドカードなら約60%まで成功率が上がりました。
バンドルカードのような国内のプリペイドカードも、16桁の番号と有効期限を入れるだけでクレジットカードと同じように決済できることがあります。
最後は、普段使いのカードとは別に海外サブスク用のカードを1枚用意しておくやり方です。
そのカードをなくして再発行になると、海外契約したサブスクの支払い情報を全部登録し直すハメになります。



専用カードを分けておくと、後で登録し直すときの手間がぐっと減りますよ!
規制強化でアカウント停止・強制解約になることがある
今後規制が強まることで、アカウントの停止や強制解約になってしまうリスクもあります。
サービス別・アカウント停止リスクの目安
| サービス | リスク | 実際に起きていること |
|---|---|---|
| YouTube Premium | 高 | ・2024年6月頃から強制解約 ・消えるのは契約のみ |
| Adobe Creative Cloud | 中 | ・1年で約5%が凍結の報告 |
| Netflix | 低 | ・停止の具体的な報告はなし |
一番規制が厳しいのが、YouTube Premiumです。
2024年6月頃から、VPN経由で海外契約したユーザーに対して強制解約が本格的に始まりました。
対象者にはメンバーシップがキャンセルされて、指定の日に特典が失われる、という内容のメールが届きます。
実際にGoogleは海外メディアの取材に対して、この運用を認めていますね。
Adobe Creative Cloudは中程度のリスクで、1年使うと約5%の割合でアカウントが凍結されます。
Netflixは規約上グレーではありますが、VPNを使ってアカウントが止められたという報告はまだありません。
心配なら、仕事で使うようなサービスは海外契約をやらないのが安全ですね。



止まっても困らないエンタメ系から試すのがおすすめです!
VPN料金を含めると逆に割高になることがある
安くするサブスクが1つだけだと、VPN代を足して赤字になることがあります。
NordVPNの2年プランは月370円なので、年間だと4,440円かかります。
- 節約は年1,500円
- VPN代は年4,440円
- 差し引き2,940円の赤字
- 節約は年約1万584円
- VPN代は年4,440円
- 6,000円以上の黒字
判断の基準は、年間の節約額が4,440円を超えるかどうか
└2つ以上のサブスクをまとめて安くするなら、まず間違いなく黒字になります。
VPNでサブスクを安く契約する手順
やることは大きく2ステップだけです。
アプリで国を選ぶだけで、繋ぎ先はトルコ・インド・ナイジェリアのどれかです。
VPNを切らずに、新しくアカウントを作って支払い方法を設定します。
慣れれば1サービスあたり10分もかかりません。
VPNアプリで安くしたい国のサーバーに接続する
まずVPNアプリを入れて、接続したい国のサーバーに繋ぎます。
サービス別・繋ぐ国の早見表
| 繋ぐ国 | 対象サービス |
|---|---|
| トルコ | ・Apple Music ・Google One ・Canva Pro |
| インド | ・Netflix |
| ナイジェリア | ・Microsoft 365 |
接続したら、ブラウザのシークレットモードで対象サービスの登録ページを開きましょう。
前に日本から見たときのCookieが残っていると、日本向けの価格が表示されることがあるからですね。
ブラウザはFirefoxかSafariのほうが通りやすいです。
アプリで国を選んで登録画面まで進む流れは、この動画が参考になります。
各サービスのアカウント・支払い設定を対象国に変更する
現地価格が表示されたら、そのまま新規アカウントを作って支払い方法を設定します。
基本はVisaかMastercardのクレジットカードで、サービスによってはPayPalも選べます。
ここで絶対に守ってほしいのが、登録が完了するまでVPNを切らないことです。
途中で切断するとIPアドレスが日本に戻って、割引価格での契約に失敗します。
よくある質問
VPNを解約したら料金は元に戻る?
ほとんどのサービスは、登録さえしてしまえばVPNをやめても料金は変わりません。
契約時点でアカウントに紐付いた国の価格で決済されるからですね。
Netflixがその代表で、日本にいながらVPN未接続でインド価格のまま使えます。
例外は、更新のタイミングで国をチェックしてくるサービスです。
更新のときに国をチェックされるかどうか
| サービス | 更新時の扱い |
|---|---|
| Netflix (インド版など) | 契約時の価格のまま使える |
| Netflix トルコ版 | 更新のたびにギフトコードが必要 |
| Adobe Creative Cloud | 6ヶ月頃から日本価格に戻る報告あり |



更新月だけVPNに繋ぎ直せるよう、契約自体は残しておくのがおすすめです
無料VPNでもサブスクは安くなる?
無料VPNはやめておきましょう。
- 繋げる国が数ヶ国しかない
- トルコやナイジェリアが無い
- 接続が途中で切れやすい
- 通信の安全性に不安がある
NordVPNが126ヶ国をカバーしているのに対して、無料のものはアメリカやシンガポールなど人気の数ヶ国だけのものがほとんど。
肝心の対象国に繋げなければ、そもそも安い価格が表示されません。
無料VPNは途中で切れやすく、決済の画面まで持たないことがあります。
切れた瞬間にIPアドレスが日本へ戻るので、登録もやり直しです。
カード番号を入力するので、セキュリティ的に危険なのもおすすめしない理由の1つですね。
すでに契約中のサブスクでも安くできる?
今使っているアカウントの料金を、後から海外価格に切り替えるのは基本的にできません。
Netflixの規約に書かれている通り、アカウントを開設した国が基準になるからです。
やるなら、いったん解約してから対象国でアカウントを作り直すことになります。
Google OneやMicrosoft 365のように保存データが絡むサービスは、解約前に中身の扱いを確かめておきましょう。



失うものが少ないサービスから順に切り替えていくのが、失敗しないやり方です
まとめ
VPNで安くなるサブスクは、この5つです。
- Netflix→月761円お得
- Apple Music→月882円お得
- Google One→年1,500円お得
- Microsoft 365→年12,803円お得
- Canva Pro→年5,445円お得
繋ぐ先は3ヶ国だけで、一番出番が多いのがトルコです。
全部やれば年間3万9,000円以上の節約になります。
一方でYouTube Premiumは現地カードが必須になり、Adobeも決済成功率が30〜40%まで落ちました。



安くできるうちにやっておいたほうがいいですね
必要なのは、VPNで安くなる国に接続するだけです。
NordVPNは30日間の返金保証つき
└126ヶ国のサーバーが使えて、合わなければ全額返してもらえます。
各サービスの具体的な手順は、それぞれの記事で解説しています。





