ExpressVPNは、VPNのなかでも「速いけど高い」とよく言われるサービスです。
口コミを見ていくと、速度と安定性はかなり褒められています。
その一方で、料金の高さと解約まわりの分かりにくさには不満の声が多い感じですね。
「勝手にインストールされてたんだけど大丈夫?」という、ExpressVPNならではの不安の声もあったりします。
この記事では、ExpressVPN(エクスプレスVPN)の口コミ・評判について紹介しています。
良い評判・悪い評判、メリット・デメリット、中国での接続実態やNordVPNとの比較までまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
ExpressVPNとは?基本情報まとめ
ExpressVPNは、2009年からサービスを続けているVPNです。
VPN業界のなかではかなり古株で、世界的にも利用者の多いブランドですね!
まずは運営会社と料金、スペックをまとめておきます。
ExpressVPNの運営会社・サービス概要
ExpressVPNは、2009年に英領ヴァージン諸島で設立されたサービスです。
ExpressVPNの運営体制
| 設立 | 2009年 |
|---|---|
| 拠点 | 英領ヴァージン諸島 |
| 親会社 | Kape Technologies (イギリス) |
| 買収の発表 | 2021年9月 (買収額 約936,000,000ドル) |
英領ヴァージン諸島には、通信事業者に対して利用者の通信ログを残すよう義務づける法律がありません。
つまり法律の側から「ログを取れ」と言われない場所にわざわざ本社を置いている、というわけですね!
ノーログをうたうVPNが、こういう地域に拠点を構えるのはよくあるパターンです。
そして2021年9月に、イギリスのKape Technologiesという会社がExpressVPNを買収すると発表しました。
買収額は約936,000,000ドルで、当時ロンドン証券取引所に上場していた企業です。
ちなみにKape Technologiesは2023年に非公開化されています。
SUZUKA設立から15年以上、大きな資本の下で続いているサービスですので、いきなりサービス終了みたいな心配はしなくて大丈夫かと!
ExpressVPNの料金プラン
ExpressVPNの料金プランは3つです。
1ヶ月プラン・1年プラン・2年プランがあって、契約が長いほど月あたりの料金が安くなる仕組みですね。
支払いはドル建てになります。
ExpressVPNの料金プラン
| プラン | 月額 |
|---|---|
| 1ヶ月プラン | 12.99ドル |
| 1年プラン | 割引あり (時期によって変動) |
| 2年プラン | 一番安くなる (時期によって変動) |
実際、調べているだけでもサイトごとに金額がバラバラでした…



なので契約前に、公式サイトの申し込み画面に出ている金額で判断するのがおすすめです!
1ヶ月プランの12.99ドルは日本円だと2,000円近くになりますので、かなり高いほうですね…
※料金は2026年8月時点の情報です。
ExpressVPNのサーバー数・対応国数・同時接続台数
ExpressVPNは105カ国以上にサーバーを置いていて、台数は3,000台を超えています。
日本のサーバーももちろんありますので、海外から日本のサービスを使いたい場合でも問題ありません!
ExpressVPNのスペック
| 対応国数 | 105カ国以上 |
|---|---|
| サーバー数 | 3,000台以上 |
| 同時接続台数 | 8台 |
同時接続は8台までOKです。
もともとは5台までだったのですが、2024年に8台へ増えました。
スマホ・パソコン・タブレットを自分で使って、残りを家族とシェアする、みたいな使い方もできますね!



ルーター経由なら家中の機器がまとめてVPNを通りますので、テレビやゲーム機まで含めて使いたいならこの方法がおすすめです!
※スペックは2026年8月時点の情報です。
ExpressVPNの口コミ・評判
ExpressVPNの口コミは、褒められるポイントと不満のポイントがけっこうはっきり分かれています。
ざっくり言うと、速度と使いやすさは高評価、料金と解約まわりは低評価という感じですね。
なおここで紹介するのは、レビューサイトがまとめた口コミの傾向です。
個別の投稿を1件ずつ引用したものではありませんので、その前提で読んでみてください!
ExpressVPNの良い口コミ・評判
ExpressVPNで一番よく褒められているのは、通信速度です。
実際に多かった声をまとめておきますね!
- 速度低下をほとんど感じない
- 接続が安定していて切れにくい
- ワンクリックでつながる
- 日本語対応で操作に迷わない
- ライブチャットの返信が早い
VPNをつなぐと通信は必ず遅くなるものなのですが、ExpressVPNは体感で気づかないレベルという評価が目立ちます。



動画を見たりSNSを見たりしている分には、つないでいることを忘れるくらいという感じですね!
あとは3年半とか3年とか、長く使い続けている人が「値段以上の価値がある」と書いているのも印象的でした。
高いことを分かったうえで契約を更新し続けている人がいるわけですので、使い心地はかなり良いのだと思います。
ExpressVPNの悪い口コミ・評判
逆に不満として多いのは、料金と解約まわりです。
よく見かけた声はこちら。
- 他社と比べて料金が高い
- 更新のタイミングで値上がり
- 解約方法が分かりにくい
- 自動更新を止め忘れて課金
- 接続が不安定なときがある
- アップデート後に不具合
特に多いのが、初回の割引期間が終わったあとの更新で金額が上がって驚いた、というパターンです。
安い金額を見て契約したのに、1年後や2年後の請求で「え、こんなに?」となる感じですね…



これは契約したその日に自動更新の設定を確かめておけば防げますので、あとの章で対処法を書いておきます!
アップデート後の不具合で再インストールが必要になったという報告もありましたが、これは入れ直せば直っているケースがほとんどです。
第三者評価サイトでのExpressVPNの評価スコア
先に正直に書いておくと、この記事ではTrustpilotの点数を載せていません。
調べたサイトによって4.0だったり4.6だったりで、けっこう差がありました。
レビュー件数にいたっては桁から違っていました…
こういう数字は1つだけ抜き出して載せると、実際よりよく見せることも悪く見せることもできちゃいますよね。
なので「4点台で評価は高いけど、点数そのものはサイトによってバラバラ」くらいに思っておけば大丈夫ですね。
代わりに、どのサイトを見ても同じ数字だったGoogle Playの評価をまとめておきます!
Google PlayでのExpressVPNの評価
| 評価 | 4.3 |
|---|---|
| レビュー件数 | 280,000件以上 |
| インストール数 | 50,000,000件以上 |
280,000件のレビューが集まって4.3という点数です。
これだけの数のレビューがあって4点台なら、使い始めて大きくつまずく可能性は低いと思ってもらって大丈夫かと!
スコアの中身を見ていくと、速度・使いやすさ・サポートを褒める声がほとんどですね。
低評価の理由は更新時の値上がりと、アップデート時の不具合が中心でした。
つまり「使い心地への不満」ではなく「お金と運用まわりへの不満」が点数を下げている構図ですね。
※評価は2026年8月時点の情報です。
ExpressVPNのメリット
ExpressVPNのメリットは、速さと使いやすさ、そして返金保証の大きく3つですね。



順番に見ていきますね!
独自プロトコル「Lightway」による速度・安定性
ExpressVPNが速いのは、Lightwayという自社開発のプロトコルを使っているからです。
プロトコルとは、VPNの通信をどうやり取りするかの決まりごとのこと。
Lightwayは、プロトコルのコードが約2,000行しかありません。
昔から使われているOpenVPNは約70,000行ですので、35分の1くらいの軽さということになります。
処理するものが少なければそれだけ動きは軽くなりますので、接続はほぼ一瞬で終わります。



アプリのボタンを押してから接続完了までのモヤモヤした待ち時間が、ほぼ無いという感じですね!
コードが少ないメリットは速度だけではありません。
コードが短いほど不具合や脆弱性が入り込む場所も減りますので、セキュリティ面でもチェックしやすくなります。
中身の技術としては、wolfSSLという暗号ライブラリをベースにしていて、AESとChaCha20の両方の暗号方式に対応しています。
通信はTCPとUDPのどちらでも通せますので、回線が不安定な場所でもつなぎ直しがききやすいです。
さらにLightwayは、NISTが標準に定めたML-KEMという耐量子暗号にも対応済み。
量子コンピュータで暗号が破られる未来に備えた対策で、ExpressVPNはこれをかなり早い段階で入れたVPNの1つです。
肝心の速度ですが、7年間で22社のVPNを使ってきたVPNフリークさんが2026年3月に測定したデータでは、ExpressVPNの平均速度は85.33Mbpsで検証した5社中1位でした。
実測速度の内訳(2026年3月測定)
| 日本 | 95.34Mbps |
|---|---|
| イギリス | 81.96Mbps |
| アメリカ | 97.30Mbps |
| 平均 | 85.33Mbps (検証した5社中1位) |
参考: ExpressVPNの評判は?7年22社使った僕が速度・料金・危険性を実測レビュー
アプリの使いやすさ・初心者への優しさ
ExpressVPNのアプリは、開いて真ん中のボタンを押すだけでつながります。
設定をいじる必要はありませんし、日本語表示にも対応済み。
どのサーバーを選べばいいか分からないときは、Pick for Meという機能を使えばExpressVPNがつながりやすいサーバーを自動で選んでくれます。
VPNを初めて使う場合、一番つまずきやすいのが「結局どこにつなげばいいの?」という部分です。



そこを丸ごと任せられますので、初日から迷わず使えると思ってもらって大丈夫です!
操作が分からなくなっても、ライブチャットのサポートが日本語に対応しています。
困ったときにそのまま日本語で相談できるので、英語が苦手でも不安なく使えますね。
30日間の返金保証
ExpressVPNには30日間の返金保証があります。
どのプランでも使えますので、まず契約して自分の環境で試してみて、合わなければ返してもらうという流れが取れますね!
ただ1つ大事な注意点がありまして、購入経路によっては返金保証が使えません。
詳しい条件は後半の「自動更新の解約忘れに注意」でまとめています。
なんだかんだ30日も試せますので、合わなかったらどうしようと身構えずに始められますね!
※返金保証の条件は2026年8月時点の情報です。
ExpressVPNのデメリット・注意点
ここからは正直なデメリットです。
使い心地そのものより、お金と手続きまわりの注意点が多いですね。
他社より料金が高め
ExpressVPNは、主要VPNのなかでも高いほうです。
1ヶ月プランは12.99ドルで、日本円だと2,000円近く。
長期プランにすればぐっと下がるのですが、それでも他社の長期プランと比べると高いままですね…
たとえばNordVPNは1ヶ月プランで1,620円、2年プランなら月370円まで下がります。
同じ2年契約で比べても、ExpressVPNのほうが明らかに高い金額になります。
速度と安定性にお金を払う価値を感じられるかどうかで、評価が分かれるところ。
とにかく毎月の負担を抑えたいなら、その点でNordVPNのほうが向いています。



くわしい比較はこのあとの章でまとめていますね!
自動更新の解約忘れに注意
ExpressVPNは契約すると自動更新がオンになっています。
なので止め忘れて、そのまま次の期間の料金を引き落とされたという報告がけっこう多いです…
防ぎ方はシンプルでして、契約したその日に公式サイトのマイアカウントへログインして、自動更新をオフにしておけばOKです。
オフにしても契約期間が終わるまでは普通に使えますので、先に切っておいて損はありません。
ちなみにどこから申し込んだかで、返金保証の扱いが変わります。
購入経路ごとの30日間返金保証の扱い
| 購入経路 | 30日間返金保証 |
|---|---|
| 公式サイト | 対象 |
| Google Play | 対象 |
| App Store | 対象外 |
App Store経由で契約した場合、ExpressVPN側では返金処理ができません。
Appleのサポートへ自分で問い合わせることになります。
しかもApp Store経由で用意されているのは、7日間の無料トライアルだけです。



申し込みは必ず公式サイトから行いましょう!
解約・返金の手続きがやや面倒
ExpressVPNは、アプリの画面から解約できません。
公式サイトにログインして、マイアカウントから手続きします。
アプリの設定を探し回っても解約ボタンは出てきませんので、ここで詰まる人が多いです。
画面右下にある緑色のボタンからチャットを開いて、返金してほしいと伝えるだけですね。
チャットは日本語に対応していますので、英語でやり取りする心配はありません。
メールでの申請も可能です。
フォームに入力してボタンを押せば終わり、という手軽さではありませんが、やることが分かっていれば5分くらいで終わる作業。
手順は「ExpressVPNの解約・返金申請の手順」でまとめていますので、契約前に一度目を通しておけば慌てずに済みます。
ExpressVPNは中国でも使える?接続の実態
中国はVPNの規制がとても厳しい国です。
ExpressVPNは中国向けの設定ガイドを公式で用意していて、規制の強化に合わせてアプリやサーバーを更新し続けています。
ただ「絶対つながります」と言い切れるVPNは、中国に関しては存在しないと思ってもらったほうがいいですね…
ステルス機能(全プロトコル対応)と実際の評判
ExpressVPNには、通信を隠すステルス機能が全プロトコルに標準で入っています。
これはVPNの通信を、普通のHTTPS通信のように見せかける技術です。
中国のネット規制は「これはVPNの通信だ」と見分けてブロックする仕組みですので、そもそも見分けられないようにしてしまおう、という考え方ですね!
あわせてサーバーのIPアドレスも定期的に更新されています。
ブロックされたIPを使い続けないための対応で、ここを止めてしまうVPNは中国で一気に使えなくなります。
実際に使うときのコツもまとめておきますね。
- 香港サーバーが昔から一番安定
- 次点は日本・シンガポール
- アメリカ西海岸もつながりやすい
- 迷ったらPick for Meに任せる
- プロトコルは「自動」に設定
この設定を知らないまま「つながらない」と諦めてしまうのが一番もったいないパターンですね…
ただここまで対策していても、実際の評判は「時々つながるけれど、安定性までは保証できない」という声が多いです。
ステルス機能があるからといって100%つながるわけではありませんので、そこは期待しすぎないほうがいいかもです…
※中国での接続に関する情報は2026年8月時点のものです。
現状の接続安定性(結論)
結論から書くと、中国でのExpressVPNは「つながる日もあれば、つながらない日もある」という状態です。
口コミを見ても、NordVPNと比べるとやや不安定という声が出ています。
ここを盛って書いても現地で困るのは自分ですので、正直な実態としてお伝えしておきますね。
特に規制が強くなりやすいのは、この時期です。
- 全人代が開かれる3月ごろ
- 6月4日の前後
- 国慶節がある10月1日の前後



この時期に中国へ行く予定があるなら、つながりにくい日がある前提で準備しておきましょう!
そしてこれが一番大事なのですが、アプリのインストールと設定は必ず日本にいるうちに終わらせておきましょう!



わたしも海外へ行く前は、空港に向かう前にアプリを入れて、実際に接続できるところまで確かめてから出発しています!
出発前に一度つないでおけば、現地でログインできないみたいな事故も防げますね!
※中国での接続状況は規制の変化で変わりますので、2026年8月時点の情報として参考にしてみてください。
ExpressVPNは日本の動画配信サービス・海外コンテンツに対応している?
ExpressVPNは、動画配信サービスの地域制限を回避する用途でもよく使われています。
海外から日本の番組を見たい場合も、日本から海外版のサービスを見たい場合も、どちらの使い方もできますね!
対応している主なストリーミングサービス
ExpressVPNで視聴できると報告されている主なサービスをまとめておきます。
- Netflix(アメリカ)
- Amazonプライムビデオ
- Disney+
- HBO Max
- YouTube TV
- Sling TV
- ESPN+
- DAZN
- ABEMA
- TVer
日本のサービスだとABEMAとTVerが入っているのが大きいですね!
この2つは海外からアクセスすると地域制限で弾かれるのですが、ExpressVPNで日本のサーバーにつなげば普通に見られます。
海外に住んでいて日本のテレビ番組を追いかけたいなら、TVerが使えるかどうかはかなり重要なポイント。
海外にいても日本にいるときと同じ感覚でTVerを開けますので、帰国まで我慢しなくて済みますね!
DAZNについても、日本のサーバーにつなげばコンテンツが表示されたという報告があります。



スポーツの生配信は途切れると一気にしらけますので、速度に強いExpressVPNとは相性が良い使い方ですね!
※対応状況は2026年8月時点の情報です。
非対応・接続が不安定になりやすいサービスの例
「このサービスは完全に非対応」と断定できる情報は、今回調べた範囲では見つかりませんでした。
ただ動画配信サービス側もVPN対策を強化していますので、タイミングによってはつながらないことがあります。
これはExpressVPNに限った話ではなく、VPN業界全体でずっと続いているものですね。
DAZNについても、Wi-Fiが不安定な環境だと接続エラーが起きやすいという報告がありました。
もし再生できないときは、この順番で試してみましょう。
- 同じ国の別サーバーにつなぎ直す
- ブラウザのキャッシュを削除する
- 安定した回線で試す
見られない原因は、サービス全体が非対応というより、つないだサーバーのIPがブロックされているだけというケースがほとんどです。



サーバーを変えるだけで解決するケースが多いので、1回ダメでもすぐに諦めなくて大丈夫ですね!
※視聴できるかどうかは時期によって変わりますので、2026年8月時点の情報として参考にしてみてください。
ExpressVPNの安全性・セキュリティは信頼できる?
VPNは自分の通信を全部そこに流すサービスですので、運営元を信用できるかどうかが一番大事です。
ExpressVPNは、この部分を第三者にきちんと検証させているVPNですね。
KPMGによる第三者監査とノーログポリシーの実証
ExpressVPNは、大手監査法人のKPMGからノーログポリシーの監査を受けています。
わたしが調べた範囲だと、2023年と2025年の2回です。
どちらもKPMGが「利用者の行動はログに残していない」と確かめた、という内容ですね。
参考: ExpressVPN’s external auditors confirm no-logs policy as of February(Engadget)
監査の中身は、書類のレビューだけでは終わりません。
システムが実際に動いているところを観察したり、ExpressVPNの社員にインタビューしたりしたうえでの結論です。
「ログは取っていません」と自分で言っているだけのVPNとは、信頼度がまったく違いますね!
ずっと将来まで保証するものではありませんし、システム全体への攻撃テストまで含んだ検査でもありません。
とはいえ2023年・2025年と繰り返し受けているので、都合のいいときだけ検査を受けているわけではないと分かりますね。
※監査の情報は2026年8月時点で確認できたものです。
TrustedServer(RAMのみサーバー)と実際に検証された事例
ExpressVPNのサーバーは、TrustedServerという仕組みで動いています。
これはハードディスクを使わず、RAMだけでサーバーを動かす設計のこと。
RAMは電源を切るとデータが全部消えますので、サーバーを再起動するたびに中身がまっさらになります。
そもそも書き込む場所が無いわけですので、ログを残したくても残せないというわけですね!
で、この仕組みが本当に機能するのかどうか、実際に試された出来事があります。
2017年1月ごろ、トルコの捜査当局がある事件の捜査でExpressVPNのサーバーを物理的に差し押さえました。
特定のIPアドレスを誰が使っていたのかを調べる目的でしたが、ExpressVPN側にはそれを特定できる接続ログが1件も残っていませんでした。
差し押さえたサーバーを調べても、捜査に使えるようなユーザーの特定データは出てこなかったそうです。
参考: ExpressVPN server seized in Turkey turns up no info in assassination case(Comparitech)
ノーログポリシーは、どのVPNも公式サイトに書いています。
でも実際に当局にサーバーを持っていかれて、それでも何も出てこなかったところまで証明されているVPNとなると、ほとんどありません。



口約束ではなく実地で試された実績がありますので、安心して自分の通信を預けられますね!
暗号化方式と通信を守る仕組み
通信の中身は、wolfSSLという暗号ライブラリをベースにした仕組みで守られています。
対応している暗号方式はAESとChaCha20の2種類です。
Lightwayが対応する暗号方式
| AES | 金融機関や政府機関でも使われている方式で、強度としては十分すぎるくらい |
|---|---|
| ChaCha20 | スマホのような非力な端末でも軽く動くのが特徴 |
端末に合わせて使い分けられます。
通信はTCPとUDPのどちらでも通せます。
回線が不安定な場所ではTCP、速度を出したいときはUDPというように切り替えがきくので、環境を選ばず使えますね。
そして前の章で書いた通り、Lightwayは耐量子暗号のML-KEMにも対応済み。
いまの暗号が将来的に破られるリスクまで見て手を打っていますので、何年か使い続けるつもりでも安心できます。
ExpressVPNと他社VPN(NordVPNなど)を比較するとどうなる?
VPN選びで一番迷うのが、ExpressVPNとNordVPNのどちらにするかという部分だと思います。
どちらも速度に定評があるサービスですので、違いが分かりにくいんですよね。
スペックを並べて比べてみます!
ExpressVPNとNordVPNのスペック比較表
ExpressVPNとNordVPNの比較
| 項目 | ExpressVPN | NordVPN |
|---|---|---|
| 1ヶ月プラン | 12.99ドル | 1,620円 |
| 1年プラン | 時期によって変動 | 620円/月 |
| 2年プラン | 時期によって変動 | 370円/月 |
| 同時接続台数 | 8台 | 10台 |
| 返金保証 | 30日間 | 30日間 |
| 返金保証の条件 | App Store経由は対象外 | 公式サイト経由なら理由を問わず全額 |
料金の差がはっきり出ていますね。
NordVPNの2年プランは月370円ですので、ExpressVPNの1ヶ月プランと比べると4分の1以下です。
同時接続も8台と10台で、NordVPNのほうが2台多く使えます。
返金保証はどちらも30日間ですが、条件の分かりやすさに差がありますね。
ExpressVPNはApp Store経由だと対象外になってしまう一方、NordVPNは公式サイトから申し込めば理由を問わず全額返ってきます。
※料金・スペックは2026年8月時点の情報です。
総合的にはNordVPNがおすすめな理由
先に正直なところを書いておくと、速度と安定性を最優先するならExpressVPNは十分アリです。
実測でも5社中1位を取っていますし、Lightwayの完成度は本物ですので。
そのうえで、コスパで選ぶならNordVPNのほうがおすすめですね。
理由はこの3つです。
- 2年プランなら月370円で使える
- 同時接続が10台まででシェアしやすい
- 公式サイト経由なら返金の条件がシンプル
VPNは1回契約すると1年、2年と使い続けるものですので、月々の差額がそのまま大きくなります。
ExpressVPNの1ヶ月プランが12.99ドルなのに対して、NordVPNの2年プランは月370円。
毎月の金額だけ見ると小さな差ですが、2年分ともなると無視できない金額になりますね。
それに同時接続10台なら、自分のスマホ・パソコン・タブレットを登録しても、家族や友だちとシェアする余裕が残ります。
旅行や出張のあいだだけ使ってみる、という試し方もできますね!



もう少し中身を知ってから決めたいなら、NordVPNの口コミ・評判もあわせて読んでみてください!
ExpressVPNの申し込み・解約(返金)方法
ExpressVPNは申し込みより解約のほうが手間のかかるサービスです。



どちらも先に流れを知っておけば迷いませんので、まとめておきますね!
ExpressVPNの申し込み手順
申し込みは公式サイトから行います。
- 公式サイトでプランを選ぶ
- 支払い情報を入力する
- パスワードを設定して登録
- アプリを入れてログインする
ここまでで5分もかかりません。
設定したパスワードは、スクリーンショットだけで管理しないほうがいいですね。



わたしは以前、別のサービスでスクショを撮ったつもりが保存できていなくて、解約したいときにログインできず困ったことがあります…
ExpressVPNの解約・返金申請の手順
解約はアプリからはできませんので、公式サイトから手続きします。
公式サイトにログインしてマイアカウントを開く
サブスクリプションの自動更新をオフにする
返金を受けたい場合は画面右下の緑色のボタンからライブチャットを開く
30日間の返金保証を使いたいと伝える
案内に沿って返金処理を待つ
ライブチャットは日本語に対応していますので、そのまま日本語で伝えて大丈夫です。
チャットが苦手ならメールでの申請もできますね。
ただし返金保証が使えるのは、公式サイトかGoogle Play経由で契約した場合だけです。
返金保証の期限は契約日から30日間ですので、合わないと感じたら早めに動くのが安心。
手順さえ分かっていれば、いざというときも慌てずに済みますね!
※解約・返金の手続きは2026年8月時点の情報です。
ExpressVPNに関するよくある質問



ExpressVPNについて、よく聞かれる質問にお答えしていきますね!
ExpressVPNは無料で使える?
ずっと無料で使えるプランはありません。
ただしiOSとAndroidのアプリには、7日間の無料トライアルが用意されています。
無料で試せる仕組み
| 無料トライアル | 7日間 (iOS・Androidのアプリ) |
|---|---|
| 30日間返金保証 | 公式サイトから契約した場合 (App Store経由は対象外) |
まずスマホで7日間試してみて、良さそうなら公式サイトから正式に契約するのもおすすめです!
そして公式サイトから契約すれば30日間の返金保証も付いてきます。
試す期間としてはかなり長く取れますので、いきなり2年契約するのが怖くても大丈夫。
※無料トライアルの条件は2026年8月時点の情報です。
ExpressVPNが勝手にインストールされているのはなぜ?
パソコンを買ったらExpressVPNが最初から入っていた、というケースがあります。
これはウイルスでも不正なアプリでもなくて、ExpressVPNがパソコンメーカーとパートナー契約を結んでいるからですね。
メーカー側が自社のパソコンにあらかじめ入れて出荷している、という仕組みです。
具体的にはHPやDynabookの名前が挙がっています。
特にDynabookとは2020年にグローバルパートナーシップを結んでいて、新しく買ったdynabookのパソコンにExpressVPNが入っていることがあります。
身に覚えがないアプリが入っているとギョッとしますが、正式な契約に基づくプリインストールですので危険性はありません。
使わないなら消してしまって大丈夫です。



変なウイルスに感染したわけではありませんので、ご安心ください!
VPNの利用は違法にならない?
日本から海外のサーバーにVPNでつなぐこと自体は、違法ではありません。
日本の法律にVPNの利用を禁止する規定はありませんので、安心して使って大丈夫です。
海外へ行く前に、その国のルールを確かめておくと安心ですね。



くわしくはVPNで海外サーバーにつなぐのは違法?にまとめていますので、気になる場合はこちらも読んでみてください!
まとめ|ExpressVPNの口コミ評価とおすすめの選び方
口コミを見ていくと、評価されているのは速度と安定性、そしてアプリの使いやすさでした。
Lightwayという独自プロトコルの完成度が高く、実測でも他社を上回る結果が出ています。
2017年にトルコの当局にサーバーを差し押さえられても、ログが1件も出てこなかったという実績もありますので、安全性の面では文句なしですね!
一方で、弱点もはっきりしています。
- 主要VPNのなかで料金が高い
- 止め忘れで課金されやすい
- 解約と返金が分かりにくい
- App Store経由は返金対象外
速度と安定性にお金を払う価値を感じるなら、ExpressVPNは選んで後悔しないVPNです。
ただ毎月の料金を抑えたい、家族とシェアしたい、返金の条件で悩みたくないという場合は、NordVPNのほうが向いていますね。
- 2年プランで月370円
- 同時接続は10台までOK
- 30日間の返金保証つき



気になっているなら、ここで一度試してみましょう!



もう少し中身を知ってから決めたいなら、NordVPNの口コミ・評判もあわせて参考にしてみてください!






