インドネシアに行くと、日本の銀行アプリがうまく開けなかったり、いつもの海外サービスが急に使えなくなったりすることがあります…
ジャカルタで働くにしても、バリ島でのんびり過ごすにしても、ネットが思うように使えないと困りますよね。
VPNを使えば、インドネシアにいても通信を守りながら、日本の銀行やサービスにアクセスできます!
わたしのおすすめはNordVPN
└はじめての契約で公式サイトから申し込めば、契約から30日以内は返金保証の対象ですので、合わなければやめられます。
この記事では、インドネシアにおすすめのVPNについて紹介しています!
3社の比較や、インドネシアの通信規制・島ごとの通信環境に合わせた選び方、バリ島でのリモートワークでの使い方などについてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!
インドネシアにVPNが必要な理由
インドネシアでVPNがいる理由は、大きく4つです。
- 政府がネット上のサイトやアプリをブロックする仕組みがあるから
- 島によって通信環境がかなり違うから
- 日本の銀行やキャッシュレス決済を使い続けたいから
- 空港やカフェなどの公共Wi-Fiが安全とは限らないから
どれも旅行でも駐在でも、着いたその日から関係してきます。
SUZUKAひとつずつ見ていきますね!
政府による情報通信規制(Kominfo/UU ITE)があるから
インドネシアには、政府がネット上のサイトやアプリをブロックする仕組みがあります。
もとになっている法律は、2008年にできたUU ITE(電子情報及び取引に関する法律)です。
その後の改正で、いまのルールになっています(個人情報保護委員会「外国制度(インドネシア共和国)」)。
実際にブロックを決めてきたのは、通信情報省(Kominfo)という政府の機関です。
ブロックの対象は、ポルノやギャンブル、テロに関わる動画や画像などです。
ブロックは、TelkomselやXL、Indosatなどの通信会社の回線の中で行われます。
さらに、ネットのサービスを運営する会社には、政府への登録も必要になっています。
2020年の通信情報省規則第5号(MR5)で、登録していない会社のサービスは、大臣がブロックできます。
2022年には、PayPalやSteam、Yahooなどが登録の遅れで一時的に使えなくなりました。また、2016年から2020年までは、国営のTelkomグループが自社の回線でNetflixを止めていた時期もありました。



インドネシアにいると、ふだん使っているサービスが自分とは関係のない理由で急に使えなくなることもある、と知っておくだけでも慌てずに済みますね
17,000以上の島があって、島によって通信環境がかなり違うから
インドネシアは、17,000を超える島がある国です。
そのため、同じインドネシアでも、どの島にいるかで通信環境がかなり違います。
たとえばジャワ島は、ネットにつながっている人の割合が84%と、国内でいちばん高い地域です。
一方で、マルク諸島やパプアは70%にとどまっています。
パプア州にいたっては、38.12%の地域がネットにつながらない空白地帯です…
VPNは、いまつながっている回線の上で動くものです。
もとの回線が遅かったり途切れやすかったりすると、VPNをつないだときの速さや安定感にも、そのまま響いてきます。



行く島の通信環境を知ったうえでVPNを選べば、現地でつながらなくて困る場面がぐっと減るので安心ですね
日本の銀行・証券会社・キャッシュレス決済を使い続けたいから
インドネシアにいる間も、日本の銀行や証券会社を使いたい場面は多いはず。
たとえば駐在なら、日本の口座からカードの引き落としを確かめたり、積み立て投資の様子を見たりしたくなりますよね。
ところが、日本の銀行や証券会社は、日本の中で使う前提でサービスを作っています。
海外からアクセスすると、ログインできなかったり、一部の機能が止まったりすることがあります。
サービス側が、IPアドレスでどの国からつないでいるかを見分けているからです。
くわしくはジオブロックとは?にまとめていますので、参考にしてみてください!



残高を確かめたいタイミングでログインできなかったら、かなり焦っちゃいますよね…
カフェ・空港・コワーキングスペースなど公共Wi-Fiの通信を暗号化するから
インドネシアでは、空港やカフェ、ショッピングモールなどで無料のWi-Fiを使える場所が増えています。
バリ島のデンパサール空港でも、IDやパスワードなしで無料のWi-Fiにつなげます。
ただ、公共Wi-Fiは知らない人と同じネットワークを使うものです。
本物のWi-Fiになりすました偽物のWi-Fiにつながせて、通信の中身を盗み見る手口もあります。
空港やカフェのように、人が集まる便利な場所ほど狙われやすいです。
VPNをつなげば通信が暗号化されますので、もし盗み見られても中身は読まれずに済みます!
バリ島でリモートワークするなら、コワーキングスペースのWi-Fiも毎日使うことになりますので、他人ごとじゃないです…



銀行アプリを開いたりカードの番号を入れたりするなら、公共Wi-Fiではかならず自分でVPNをオンにしておきましょう!
【結論】インドネシアにおすすめのVPNはNordVPN
インドネシアで使うVPNなら、わたしのおすすめはNordVPNです!
ここまでの4つの悩みに、1つのアプリでまとめて対応できるからです!
- 日本のサーバーにつないで、日本の銀行やサービスを使える
- 世界に9,200台以上のサーバーがある
- 1つの契約で10台まで同時につなげる
- 30日間の返金保証がある
インドネシアは島によって回線の速さがばらばらなので、サーバーの多さで使いやすさが変わってきます。
NordVPNなら、つながりにくいときも別のサーバーにすぐ切り替えられますので、ジャカルタでもバリ島でも安心して使えますね!
スマホとPCの両方に入れても10台までつなげるので、家族で駐在するときも1つの契約で足ります!
わたしもデンパサール空港に着いてすぐ、空港のWi-FiにつないでNordVPNをオンにしました。



そのまま日本のサーバーを選んで、銀行アプリで残高を確かめられたときは、ひと安心でした♪
実際に使っている人の感想はNordVPNの口コミ・評判にまとめていますので、契約する前にのぞいてみてください!
インドネシア向けVPN3社を徹底比較(NordVPN・MillenVPN・ExpressVPN)
NordVPN・MillenVPN・ExpressVPNの3社の特徴と料金を、まとめておきますね!
料金やキャンペーンの割引率は2026年9月時点の情報です。変わりますので、申し込む前に公式サイトで確かめておきましょう。
NordVPN
1番のおすすめは「NordVPN」です!
- コスパが良い
- アメリカで利用者数No.1のVPN
- 通信速度が業界トップクラス
- 日本含む225か所にサーバーを設置
- 1タップでVPN接続できる
- 10台までシェアOK
- 30日間の返金保証
詳しくはNordVPNの口コミを参考にしてみてください。
NordVPNは業界トップクラスに通信速度が速いので、動画を見たりSNSを見ててもまったくカクつきません。
それに2026年10月時点では2年プランが月580円から使えるので、かなりコスパの良いVPNになっています!
- 軍事レベルの暗号化技術
- ノーログポリシー



NordVPNはこれらのセキュリティ技術を使っていますので、データの漏洩やハッキングも防げますね!
NordVPNは去年に引き続き「techradarが選ぶ2026年のNo.1VPN」に選ばれていますので、実績は十分!
10台まで同時接続もできますので、友だちや家族とシェアできます!
割引と期間延長キャンペーンを実施中!(2026年10月時点)
| ベーシック | コンプリート | エリート | |
| 2年プラン (+3ヶ月延長) | 580円/月 (68%OFF) | 680円/月 (76%OFF) | 980円/月 (74%OFF) |
| 1年プラン | 880円/月 (51%OFF) | 980円/月 (66%OFF) | 1,280円/月 (66%OFF) |
| 1ヶ月プラン | 2,280円/月 (0%OFF) | 3,080円/月 (0%OFF) | 3,380円/月 (0%OFF) |
30日間の返金保証もありますので、お試し感覚で使ってみてください!
MillenVPN
次におすすめするのは「MillenVPN」です!
- コスパが良い
- 日本製の国内VPNで安心!
- 通信速度はふつう
- 日本含む140箇所以上にサーバーを設置
- 1タップでVPN接続できる
- 同時接続数が無制限
- 30日間の返金保証
詳しくはMillenVPNの口コミを参考にしてみてください。
MillenVPNは日本の「アズポケット株式会社」が運営しているVPNでして、日本の法令に則ったサービスですので安心して使えます!
もちろん日本の企業が運営しているサービスなので、アプリ内の言葉はすべて日本語ですし、サポートの対応も日本人がしてくれます。



国内のVPNで「396円~/月」から使えるのはMillenVPNだけですね!
- pcloudが1年間無料! └500GBのオンラインストレージ「pcloud」を1年無料で使えるクーポンを公式サイトで配布中
MillenVPNの1年プランと2年プランにも30日間の返金保証がありますので、ちょっとだけ試してみたい場合には1年プランか2年プランで契約するのがおすすめです!
ExpressVPN
つぎにおすすめなのが「ExpressVPN」です!
- すこし高級なVPN
- 通信速度が業界トップクラス
- 日本含む113カ国にサーバーを設置
- 1タップでVPN接続できる
- 広告ブロッカー付き
- 10〜14台までシェアOK(プランによって違います)
- 30日間の返金保証
詳しくはExpressVPNの口コミを参考にしてみてください。
ExpressVPNは常に高速で安定した通信をできますので、動画の再生やYouTubeの再生、ネットサーフィンなども遅延なくできます!



1つのアカウントで10〜14台(ベーシック10台・アドバンス12台・Express Pro 14台)のデバイスに同時接続できますので、友だちと共有することもできますよ!
特別割と期間延長キャンペーンを実施中(2026年10月時点)
| ベーシック | アドバンス | Express Pro | |
| 2年プラン (+4ヶ月無料) | 480円/月 (80%OFF) | 680円/月 (74%OFF) | 1,180円/月 (67%OFF) |
| 1年プラン (+3ヶ月無料) | 780円/月 (68%OFF) | 980円/月 (63%OFF) | 1,480円/月 (59%OFF) |
| 1ヶ月プラン | 2,480円/月 (0%OFF) | 2,680円/月 (0%OFF) | 3,680円/月 (0%OFF) |
ExpressVPNにも30日間の返金保証が用意されていますので、お試し感覚で使ってみるのもいいと思います。
インドネシアで使う目線で見ると、3社の違いはこんな感じです!
NordVPNは、132か国に9,200台以上のサーバーがあります。
島の回線が不安定なときでも切り替え先に困らないので、わたしはインドネシアでいちばん使いやすいと感じています。
MillenVPNは、日本の会社が運営していて、問い合わせも日本語でできます!
アジアでサーバーを置いている都市にジャカルタが入っているのも、インドネシアで使うならうれしいところ!
ちなみに問い合わせはメールだけで、受付は平日の10時から18時までです。
ExpressVPNは、105か国以上に3,000台を超えるサーバーがあります。
記録を残さない方針が本当か、KPMGという会社のチェックを何度も受けていて、2024年に政府や警察などから333件、データを出すよう求められても、使っている人のデータは1件も出していません。
プライバシーをいちばん大事にしたいなら、安心して使えますね!
それぞれの詳しい評判は、MillenVPNの口コミとExpressVPNの口コミを参考にしてみてください!



サーバーの多さ、日本語のサポート、プライバシーのどれを大事にしたいか決めておけば、3社の中から迷わず選べますよ♪
インドネシアでVPNを選ぶときの基準
インドネシアで使うVPNを選ぶなら、見るところは4つです!
- 日本のサーバーがあるか
- サーバーが多く、島ごとの回線の差をカバーできるか
- 動画やオンライン会議に足りる速さがあるか
- 返金保証があるか



この4つを押さえておけば、自分でもVPNの良し悪しを見分けられるので、迷わず選べますよ!
NordVPNの料金プランはNordVPNの料金でくわしくまとめていますので、プランで迷ったらのぞいてみてください!
日本のサーバーがあるか(日本のサービスへのアクセス)
日本のサーバーがあるかどうかは、インドネシアで使うVPNなら絶対に外せません。
日本の銀行やサービスを使うには、日本からのアクセスとして扱われる必要があるからです。
VPNで日本のサーバーにつなぐと、日本のIPアドレスでネットにつながります。
日本のサーバーがないVPNだと、インドネシアのIPアドレスがほかの国のIPアドレスに変わるだけ。
それでは、日本のサービスは使えないままです…
サーバー数が多く、島ごとの通信環境の差をカバーできるか
島によって回線の質がばらばらなインドネシアでは、サーバーの数が多いVPNを選ぶのがおすすめです!
VPNの速さは、もとの回線の速さと、つないだサーバーの混み具合に左右されるからです。
もとの回線の速さは、どのVPNを使っても変えられません。
でも、サーバーの混み具合は、VPN選びで変えられます!
サーバーが多いVPNなら、つないだサーバーが混んでいても、すぐ別のサーバーに切り替えられます!



わたしなら、インドネシアではサーバーの多さをいちばん重く見て選びますね!
3社のサーバーの数は、次の通りです。
3社のサーバーの数
| VPN | サーバーの数 |
|---|---|
| NordVPN | 9,200台以上 |
| MillenVPN | 2,000台以上 |
| ExpressVPN | 3,000台以上 |
インドネシアの近くにサーバーがあるかも見ておきたいところです。
MillenVPNは、アジアでサーバーを置いている都市にジャカルタが入っています。
NordVPNとExpressVPNも、インドネシアを含む東南アジアにサーバーを置いています。
わたしはウブドの宿で、夜に日本のサーバーが遅いと感じたら、別の日本のサーバーに切り替えるようにしています。
それだけで動画が止まらなくなることも多いので、1つのサーバーにこだわらないのがコツです!



契約したら、返金保証の期間中に滞在先の島から日本のサーバーにつないで、いつもの使い方で試しておきましょう
サーバーの多さと、近くにサーバーがあるかの2つを見て選べば、どの島に行っても速さで後悔せずに済みますね!
通信速度は動画視聴・オンライン会議に耐えられるか
VPNをつないだときの速さが足りないと、困るのは次のような場面です。
- 日本のドラマや動画が途中で止まる
- 日本の会社とのオンライン会議で、映像や声が途切れる
- 日本の家族とのビデオ通話が、かくかくする
とくにバリ島でリモートワークするなら、オンライン会議が止まるのは仕事に直接ひびきます…
速さは、ネットの口コミだけではわかりません。
返金保証の期間中に、いつも使うアプリで動画を見たり会議をしたりして試しておきましょう!



1週間くらい普段通りに使って止まらなければ、大事な会議でも安心して使えますね
返金保証・お試し期間があるか
VPNは、返金保証があるものを選ぶと安心です!
インドネシアでの速さは、行く島の回線しだいで、実際に現地で使ってみないとわからないからです。
3社とも30日間の返金保証がありますが、条件は少しずつ違います。
3社の返金保証の条件
| VPN | 返金保証の条件 |
|---|---|
| NordVPN | ・はじめての契約だけが対象 ・App Storeなど一部の買い方は対象外 |
| MillenVPN | ・サブスクプランだけが対象 ・銀行振込だと手数料330円が引かれる |
| ExpressVPN | App Storeで買うと対象外 |
iPhoneのApp Storeから契約した場合はNordVPNの返金保証の対象外で、返金はAppleへの申請になりますので、公式サイトから申し込むのが確実です。



合わなかったら30日以内にやめればいいと思えれば、気軽に試せますね!
インドネシアでVPNを使ってできること
インドネシアでVPNを使うと、こんなことができます。
- 日本の銀行や証券会社にアクセスする
- 海外のサービスが急に使えなくなったときに備える
- 日本のテレビや動画配信、ラジオを楽しむ



自分がやりたいことに当てはめながら読んでみてください♪
日本の銀行・証券会社・キャッシュレス決済にアクセスする
VPNで日本のサーバーにつなげば、インドネシアからでも日本の銀行や証券会社にアクセスできます!
日本のIPアドレスからのアクセスとして扱われるからです。
海外からのアクセスについての各社の案内
| サービス | 海外からのアクセスについての案内 |
|---|---|
| ドコモSMTBネット銀行 | 海外からのアクセスだとサービスが使えない場合がある |
| SBI証券 | 海外からのアクセスでは一部のサービスを一時的に止めることがある |
どちらも、日本の中で使う前提でサービスを作っていると案内しています(ドコモSMTBネット銀行のよくある質問)。
ただ、駐在で証券会社を使うなら、注意が2つあります。
1つ目は、住民票を海外に移して非居住者になると、原則として取引を続けられないことです。
非居住者になってしまうと、VPNで日本からのアクセスに見せても取引は続けられません…
2つ目は、非居住者になったあとも取引を続けると、住んでいる国の規制に触れるおそれがある、とSBI証券が案内していることです。
キャッシュレス決済のPayPayは、話が逆です。
PayPayは海外からアプリを開くと「海外からのアクセス」と扱われて、チャージや支払いなどが使えなくなります。
しかもPayPayの公式ヘルプは、VPNを使っている場合は設定を解除するように案内しています。



VPNでなんとかしようとせず、PayPayは帰国してから使いましょう
そもそもなぜ海外から日本の銀行にアクセスしづらいのかは、海外留学におすすめのVPNでくわしく解説しています。
銀行と証券は日本のサーバー、PayPayは帰国後、と分けて覚えておけば、インドネシアにいても安心してお金の管理ができますね!
海外のサービスが急に使えなくなるときに備える(PSE登録)
インドネシアでは、ふだん使っている海外のサービスが、ある日突然使えなくなることがあります。
実際に2022年、PayPalやSteamなどのサービスが一時的にブロックされました。
理由は、インドネシア政府への登録の手続きが間に合わなかったからです。
インドネシアでは、ネットのサービスを運営する会社に、PSE(電子システム事業者)としての登録が必要になっています。
2022年7月の終わりに、期限までに登録が済んでいなかったサービスがブロックされました。
2022年7月にブロックされたサービス
| 種類 | サービス |
|---|---|
| 決済 | PayPal |
| ポータルサイト | Yahoo |
| ゲーム | ・Steam ・Dota 2 ・CS:GO ・Epic Games ・Origin |
このブロックは、日本でもGIGAZINEなどのニュースで取り上げられました(GIGAZINE「インドネシアがYahoo・PayPal・Steamなどへのアクセスを禁止」)。
とくに困ったのが、PayPalにお金を残していた人たちです。
文句が相次いだので、政府はPayPalだけ8月5日まで一時的にブロックを解いて、ほかのサービスへお金を移せるようにしました。
その後、Steamを運営するValveが登録を済ませて、SteamやPayPal、Yahooなどは使えるように戻っています(ScanNetSecurity「インドネシア、SteamやPayPalなど複数のオンラインサービスのブロックを解除」)。
どれも、日本ではふつうに使える正規のサービスです。
つまり、国の手続きの都合だけで、自分が使っているサービスが急に止まることもあります。
インドネシアで暮らすなら、次の2つをやっておくと安心です!
- お金や大事なデータを、1つのサービスだけに置きっぱなしにしない
- VPNを入れて、日本のサーバーから自分のアカウントにつなげる状態にしておく
VPNで日本のサーバーにつなげば、日本からのアクセスとして自分のアカウントに入れますので、急なトラブルでも落ち着いて確かめられます!
ただ、VPNを通していても、インドネシアの法律で禁止されていることをしていいわけではありません。
わたしは、決済や仕事で使うサービスは2つ以上用意して、どちらかが止まっても困らないようにしています。



前もって備えておけば、いざというときも慌てずに済みますね
日本のテレビ・動画配信・ラジオを楽しむ
VPNで日本のサーバーにつなげば、インドネシアでもTVerやradikoなどを楽しめます!
ただ、配信サービス側もVPNへの対策をしていますので、時期によってはうまくつながらない日もあると思っておきましょう。
見られるアプリや、VPN以外の方法も含めたくわしい見方は、インドネシアで日本のテレビを見る方法にまとめています。
ラジオを聴きたいなら、海外でradikoを聴く方法がおすすめです!



いつもの番組が見られるだけで、インドネシアでもほっとできますよ♪
バリ島でリモートワーク・長期滞在(ノマドビザ)するならVPNはどう選ぶ?
バリ島でリモートワークしながら長く住むなら、旅行のときとはVPNの選び方が少し変わります。
見るところは、次の3つです。
- ビザに合わせた契約の長さ
- コワーキングスペースのWi-Fiでも通信を守れるか
- オンライン会議に足りる速さ
まずは契約の長さです。
バリ島にどれくらい住めるかは、ビザによって変わります。
バリ島に住める期間
| ビザ | 住める期間 |
|---|---|
| 観光のビザ | 延長しても最大60日 |
| B211Aビザ | 最初は60日で、延長すると最長180日 |
| E33Gビザ | 1年で、更新すると最長6年 |
E33Gビザは、2024年4月に始まったインドネシア初のデジタルノマドビザです。
インドネシアの外の会社に雇われている人向けのビザで、フリーランスは対象外。
インドネシアの中で働いたり、インドネシアの会社からお金をもらったりはできません。
年収USD 60,000以上という条件もあります。
ビザの条件は変わりますので、申請する前にかならず最新の情報を確かめておきましょう。
つまり、ノマドとしてバリ島に住むなら、VPNも半年から1年以上使うつもりで選ぶのがおすすめ。
1か月プランを毎月更新するより、1年プランや2年プランのほうが月あたりの料金はずっと安くなります!
たとえばNordVPNなら、2年プランの月あたりの料金は、1か月プランの3分の1以下です。
B211Aビザで半年なら1年プラン、E33Gビザで何年か住むなら2年プランを選べば、ムダなく使えますね!
次は、コワーキングスペースのWi-Fiです。
バリ島のノマドは、チャングーやウブドのコワーキングスペースで働く人が多いです。
チャングー・ウブドのコワーキングスペースの月額
| コワーキングスペース | 月額 |
|---|---|
| Dojo Bali (チャングー) | IDR 3,500,000 (約34,000円) |
| Outpost (チャングー・ウブド) | IDR 3,000,000 (約29,000円) |
| Tropical Nomad (チャングー) | IDR 1,800,000 |
| Hubud (ウブド) | IDR 2,500,000 (約24,500円) |
コワーキングスペースの月額は、2026年9月時点の目安です。
どこもWi-Fiは使えますが、ほかの人と同じネットワークを使うことになります。
会社の資料やお客さんとのやり取りを毎日送るなら、VPNで通信を暗号化しておくと安心です!



わたしとしては、コワーキングスペースに毎月払う金額と比べれば、VPN代はケチらないほうがいいと思います…
わたしもチャングーのカフェで作業するときは、席についたらまずVPNをオンにするのを習慣にしています。
最後は、オンライン会議に足りる速さです。
バリ島は、クタやスミニャック、ウブド、チャングーといった観光地なら4Gがしっかりつながります。



ただ、日本の会社との会議が途切れると仕事に響きますので、返金保証の期間中に、ふだん使う会議アプリで試しておきましょう
ビザの長さに合わせてプランを選んでおけば、途中で契約し直す手間もなく、安心してバリ島での仕事に集中できますね!
島によって通信環境が違う?ジャワ島・バリ島とその他の地域の違い
インドネシアは、行く島によって通信環境がかなり違います。
ジャカルタのあるジャワ島と、バリ島はつながりやすい一方で、東のほうの島ほどつながりにくくなります。
地域ごとの通信環境
| 地域 | 通信環境 |
|---|---|
| ジャワ島 | ・4Gのカバー率96.4% ・ネットにつながる人の割合は84%で国内トップ |
| バリ島・ヌサトゥンガラ | 4Gのカバー率95.2% |
| スマトラ島・スラウェシ島・カリマンタン島 | 4Gのカバー率90%超 |
| マルク諸島・パプア | ・ネットにつながる人の割合は70% ・パプア州は38.12%の地域が空白地帯 |
4Gのカバー率は2025年上半期時点の数字です。
数字だけ見ると、どの主な島も4Gのカバー率は90%を超えています。
ただ、同じ島の中でも、町なかと山のほうでは話が違います。
大きな都市では4Gが安定して使えますが、地方や山のほうでは3Gすらつながらない場所もあります…
家に光回線などを引いている世帯も、2021年時点で約15%しかありません。
つまり、インドネシアでは宿やカフェのWi-Fiも、スマホの回線と同じくらい当たり前には使えないと思っておきましょう。
行く場所に合わせた準備は、次の通りです。
- ジャカルタやバリ島の観光地なら、NordVPNなどの有料VPNをそのまま使えばOK
- 地方の島へ行くなら、カバーの広いTelkomselのSIMを選ぶ
- 電波が弱い場所へ行く前に、見たい動画や地図はダウンロードしておく
Telkomselはインドネシアでいちばん広くつながる通信会社で、半分くらいの人が使っていますので、迷ったらTelkomselを選んでおけば安心です。
わたしがロンボク島の奥のほうへ行ったときは、日本のサーバーにつないでも読み込みがなかなか進みませんでした。



町に戻ったら普通に使えたので、VPNではなく、もとの電波の問題でした…
VPNは、つながっている回線を速くするものではありません。
だからこそ、電波が弱い島ではSIMでつながる回線を用意して、VPNはサーバーを切り替えられるものを選んでおけば、困る場面がぐっと減るので安心です!
空港・カフェ・コワーキングスペースの公共Wi-Fiを安全に使う方法
公共Wi-Fiを安全に使うコツは、インドネシアに着く前にVPNの準備を終わらせておくことです。
着いてから契約しようとすると、空港のWi-Fiにつないだままカードの番号を入れることにもなってしまいます…
出発前にやっておくことは、この3つです。
- VPNを契約する
- スマホとPCにアプリを入れて、ログインしておく
- 日本にいる間に、いちど日本以外のサーバーにつないで試しておく
バリ島のデンパサール空港なら、無料のWi-Fiにはこの順番でつなげます。
- Wi-Fiの設定で「@NgurahRaiAirport」を選ぶ
- インドネシア語の画面なら赤い「LANJUTKAN」、英語の画面なら「LOGIN」を押す
- つながったら、すぐにVPNをオンにする
IDやパスワードはいらないので、着いてすぐに使えます!
ジャカルタのスカルノ・ハッタ空港でも、無料のWi-Fiを使えます!
どちらの空港でも、つなぐ前にネットワークの名前が本物か、スタッフや案内の表示で確かめておくと安心です。
SIMのブースの情報は2023年2月時点のものです。
カフェやコワーキングスペースのWi-Fiは、パスワードがついていても、ほかの人も同じパスワードでつないでいます。



空港と同じように、つないだらまずVPNをオンにしておきましょう!
わたしは前に、着いてから準備すればいいと思っていて、ジャカルタの空港でアプリのログインにもたついて焦ったことがあります…
それからは、出発の前の夜にアプリの接続まで試しておくようにしています。
前もって準備しておけば、飛行機を降りたその瞬間から、安心して空港のWi-Fiを使えますね!
無料VPNはインドネシアで使うのにおすすめできない理由
インドネシアで使うなら、無料VPNはおすすめしません…
理由は、速さと安全性の2つです。
1つ目は、速さの問題です。
たとえば無料で有名なVPNネコは、つなげる国が10か国くらいに限られています。
選べるサーバーが少ないと、混んでいても別のサーバーに切り替えられないんです…
もとの回線が遅い島だと、日本の動画や会議がまともに使えなくなります…
2つ目は、安全性の問題です。
無料VPNの中には、ブロックされたサイトも開けるとうたって人を集めるアプリもあります。
でも、VPNを使うと、そのVPNの会社に通信をまるごと預けることになります。
2016年の調査では、無料のVPNアプリ283本のうち18%が通信をまったく暗号化しておらず、38%に悪意のあるコードが見つかっています(ICSIの発表)。



通信を守るつもりで入れたVPNで、逆に情報が漏れたら意味がありませんよね…
毎日使うものだからこそ、運営元がはっきりしている有料のVPNを選んでおけば後悔しません!
無料VPNの危険性はVPNネコは危険?でくわしくまとめていますので、気になるなら読んでみてください!
インドネシアVPNのよくある質問
インドネシアでのVPNについて、よくある質問にお答えしていきます!
インドネシアでVPNを使うのは違法?
インドネシアでVPNを使うのは違法ではありません!
VPNを使うこと自体を禁止する決まりは、インドネシアにはないからです。
VPNが禁止されているのは北朝鮮やトルクメニスタンなど、政府が認めたVPNしか使えないのは中国やロシアなど。
インドネシアは、どちらにも当てはまりません!
ただ、VPNを通していても、違法なことをすれば、罰せられます。



通信を守ったり、日本のサービスを使ったりするぶんには、心配しなくて大丈夫です!
インドネシアはネット規制が厳しい国?
インドネシアには、法律にもとづいてサイトやアプリをブロックする仕組みがあります。
もとになっているのは、2008年にできたUU ITEという法律と、2020年の通信情報省規則第5号(MR5)です。
ブロックの対象は、ポルノやギャンブル、テロに関わる動画や画像など。
それに加えて、政府への登録(PSE登録)を済ませていないサービスも、ブロックの対象になります。
2022年に、PayPalやSteam、Yahooなどが一時的に使えなくなったのがその例です。
日本で使っている銀行や動画サービスが、インドネシアの法律でブロックされているわけではありません!



ブロックの対象と仕組みを知っておけば、インドネシアでも落ち着いてネットを使えますね
バリ島だけ旅行するなら通信環境は良い?
バリ島だけの旅行なら、通信環境はかなり良いです!
バリ島を含む地域の4Gのカバー率は95.2%で、国内でもトップクラスだからです。
クタやスミニャック、ウブド、チャングーといった観光地なら、4Gがしっかりつながります。
ただ、山のほうや人の少ないエリアへ行くと、電波が弱くなる場所もあります…



観光地を中心にまわるなら、いつも通りスマホでネットを楽しめるので、安心してくださいね♪
島によって使えるVPNサーバーは違う?
どの島にいても、選べるVPNのサーバーは同じです!
VPNのサーバーは、アプリの中から世界中の好きな場所を選ぶものだからです。
違うのは、いま自分がつながっている回線の速さです。
回線が遅い島では、サーバーが混むとさらに遅くなるので、切り替え先の多いVPNが便利です!



個人的には、いろんな島をまわるならサーバーの多いVPNがおすすめですw
バリ島でリモートワークする場合、長期契約でも大丈夫?
バリ島でリモートワークするなら、長期契約でも大丈夫です!
VPNはアプリで動くので、住む場所やビザが変わっても関係なく使い続けられるからです!
E33Gビザなら1年ごとに更新して最長6年まで住めますので、1年プランや2年プランにすると月あたりの料金がぐっと安くなります!



最初の30日でバリ島での速さや使い心地を確かめてから、そのまま使い続けるか決めれば安心ですね
過去にNetflixがインドネシアでブロックされていたって本当?
本当です。
2016年から2020年7月まで、国営のTelkomグループの回線ではNetflixが見られませんでした。
Netflixがインドネシアでサービスを始めたのは2016年1月で、始まってすぐのことです。
当時、通信情報省は、Netflixが必要な許可なしに事業をしていることや、暴力的・性的な内容を見せていることを理由に挙げていました(Inquirer「How Netflix went from foe to friend in Indonesia」)。
その後、Netflixが内容の審査や削除の依頼に応じるようになって、2020年7月にブロックが解除されています。



VPNを入れて、日本のサービスにつなげる状態にしておけば、いざというときも落ち着いて対応できますね
まとめ:インドネシアにはNordVPNがおすすめ
インドネシアにおすすめのVPNは、NordVPNです!
最後に、この記事のポイントをまとめておきます。
- インドネシアには法律にもとづくブロックの仕組みがあり、正規のサービスも手続きの都合で止まることがある
- 島によって回線の質が違うので、サーバーの多いVPNを選ぶ
- 日本の銀行や証券会社は、日本のサーバーにつないでアクセスする
- PayPayはVPNをつながずに、帰国してから使う
- バリ島で長く働くなら、ビザの長さに合わせて1年か2年のプランを選ぶ
- VPNの契約とアプリの設定は、出発前に済ませておく
NordVPNは30日間の返金保証があります!



まずは出発前に契約して、日本にいるうちに使い勝手を確かめておきましょう!





